それでも賭け事はやめられない
パチンコ屋には色な奴がやってくる。
パチンコは日本の文化だという人もいる。
(まぁたぶん、負け惜しみだろう)
高級車で乗り付ける人もいれば、ドアに凹みのある古い車の人もいる。
服装も様々。綺麗に着こなして何かバグらしきものをぶら下げた男性がいる。
小綺麗な女性もいる。かと思えば上下ジャージ姿の頭の薄くなったおじさんもいる。
年齢性別さまざま。
人それぞれ人間模様がパチンコ屋にはある。
それと、最近のパチンコ屋は全席禁煙らしい。
とにかくパチンコ以外では暇が潰せないのだろう。
家でもなく、近所のどこかでもなく、自分の居場所を探しているのかもしれない。
しかし、なかには依存症の人もいるはずだ。
駐車場もかなり広い。
管理維持できるだけの儲けはパチンコ屋にあるみたい。
昨今は一旦客足が遠のいたのかと思ったが、また復活してるよう。
喉元過ぎれば熱さは気にならないらしい。
夕暮れでも駐車場は7割から8割は埋まっている。
基本的にパチンコ屋が儲かるようになっているはずだ。
ほとんどの人間は負け、わずかな人間は勝利する。
この「勝った時の味」が忘れられないらしい。
だから賭け事が成立する。
人の心理だ。
現実の社会では負け犬かもしれないけれど、勝負の世界では勝てるかもしれない。
つかのまの夢。
パチンコ屋に通う人間の心理は面白い。
もちろんただでは遊べない
何万円も何十万円もつぎ込む人もいる
いつか取り返しと思ってる
貯金のつもりらしい
倍返しか
ギャンブラーになるのは、止めときなさい。