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ウォレスとグルミット「チーズ・ホリディ」月はチーズでできている映画を斬る!

こんにちは。

新型コロナウイルス。
猛威が、まだまだ収まりません。
本日「緊急事態宣言」が日本全国に拡大されました。
姿形の見えない不安が蠢いているようです。

小池都知事、
「私達が今できることは、自分が感染しない、感染を広げないことです」
お家で映画を楽しみましよう。

さて、今回は老若男女、どの世代の方にも楽しめる優良作品です。
この面白さは英国人気質だからでしょうか。
それとも監督のセンスでしょうか。
ユーモアの位置が、日本とは少し違うのです。
どう違うかって?
観てのお楽しみです。
ウォレスとグルミットの第一作目。

今日はこの映画を紹介します。

チーズ・ホリディ(1989)

原題 A Grand Day Out(壮大なる外出の日、、、偉大なる旅行、、、かな?)

ウォレスとグルミット チーズホリデー [DVD]

この作品は、23分間のクレイアニメです。
とにかくとてつもなく時間を掛けて丁寧に、かつ独創的に物語が創作されています。
斬新で、それでいて面白い。
しかも可愛い。

 

わたしの採点表 ☆☆☆☆☆☆☆☆

わたしの採点表は、8点。

最初見た時は、ウォレスがちょっと気味悪い、、、なんて思ってました。
しかし、アイデア、画面隅々まで行き届いたセンス、コダワリなどが、観れば観るほどに。
例えるならば、噛めば噛むほどに味が出るスルメイカのような感じです。
(例えが悪い、、、)

子供に見せた時の「笑い」は半端ないと思います。(実例アリ)

簡単なあらすじ

(ネタばれ防止のため冒頭部のみ)

雑誌が散らばっている。
それも旅行関連の雑誌ばかり。
「休暇」「いい天気のお休み」「旅行」「ホリディ」「スキー」などなど。
「ピクニックガイド A-Z」を読みながら地球儀を回している。
彼はウォレス
発明家。
隣に座っているのは犬のグルミット
居眠りしている。
「今日は銀行も休みだ。お茶にしよう。お湯も沸いたようだ」
紅茶の準備。
そしてクラッカーも。
(ティータイム。英国人らしい)
冷蔵庫には、チェダーチーズ。
ああっ、もう無くなってた!
「チーズないよ、グルミット」
クラッカーをかじるウォレス。
「グルミット、それだ、チーズだよ! ウェザーチーズ?を探しに行こう!」
考える犬。
雑誌「チーズ・ホリディ」によると、、、。
後ろを振り返る二人。
(一人と一匹)

窓からは三日月が見える。
「みんな知ってる、月がチーズで出来てるってこと」

湿った地下工房。
ネズミくん。
長い階段を下りてくるウォレス。
画材の前で何か考えている。
鉛筆を削る。
マルバツゲームをする。
ロケットを描く。
木製の扉をのこぎりで切断する。
(いったい何に使うの?)
考えるウォレス。
グルミットは、「犬のための電子工学」の本を読んでいる。
二人は協力してロケットを作り始める。
月に行くために。
月のチーズを試食するために。

 

クラッカーとチーズとお茶
だれもが美味しそうだなぁと試食したはず。
これが大人の味でした。

月って、ほんとうに美味しいのでしょうか?

 

モデルを少しずつ動かし撮影するコマ撮りによって制作されている。
クレイアニメと呼ばれます。
この映画の制作には6年以上かかりました。
そのほとんどすべてを、ニックパーク監督自身が一人で行いました。
国立映画テレビ学校の卒業プロジェクトでした。

アカデミー賞短編アニメーション部門最優秀賞ノミネート

 

主演と監督

発明家のウォレス(声ピーター・サリス、日本語版は萩本欽一
ニック・パークの父親がモデルになっていると言われる。
住所は、西ワラビー通り62番地(実際には存在しない住所)

しっかり者の犬のグルミット
字が読めて、表情やジェスチャーがある。

ムーンパトローラー  月の警備員(Cooker)

監督 ニック・パーク

アーリーマン ダグと仲間のキックオフ!(吹替版)
ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ! [Blu-ray]
チキンラン (吹替版)
などがあります。

おすすめの個人的理由

ウェレスとグルミットは、以下の作品も有名です。

 

「ペンギンに気をつけろ!」(原題:The Wrong Trousers)
ラストのスピード感溢れる列車追跡シーンはシリーズ屈指の名シーン。

 

ウォレスとグルミット、危機一髪! [DVD](原題:A Close Shave)
窓ふきサービスを始めたウォレスは、毛糸屋のウェンドレンに恋をする。
二足歩行が出来るウェンドレンの飼い犬が恐い。

 

この映画のトリビア

なんと、グルロミットは元々の設定でした。
しかし、その後、話す犬に変わりました。
グルミットが話すという考えは、目、耳、眉の小さな動きだけで表現できたため、声は使われませんでした。

「ウォレスとグルミットの世界」によると、
この映画はもともと長さ40分、ウォレスとグルミットが月にファーストフードのレストランを発見するシーケンスも含まれていました。
ニックパークは、
「ウォレスとグルミットは月に行き、そこにはたくさんのキャラクターがいましたが、パーキングメーターのアテンダントが1人だけ残ったのです」

 

グルミットは、「グロメット」という言葉にちなんで名付けられました。
電気技師のニックパークの兄弟がよく耳にし、言葉の響きが気に入ったからです。

ニック・パークはかつて、バスに乗った老婦人がウォレスという名前の太りすぎのラブラドールレトリバーを飼っていのを見つけました。
パークはそれを「面白い名前だ」と思ったそうです。
その名前をグルミットの飼い主の名前にしました。

元の脚本では、月に大勢のキャラクターがいましたが、時間と予算のために省略されました。

宇宙船内の時計のメーカー名は「ウルスタン」
ニック・パークのミドルネームです。

 

最後は、一人四役の管楽器の演奏による、有名なテーマ曲をどうぞ。

 

最後まで読んでくれて、ありがとうございます。

次回は「グロリア」の予定です。
こうご期待ください。